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8020運動について
こんにちは!
とても寒くなってきました。
今年も残り1ヵ月ほどですが、元気に診療していきたいと思います!!
今回は”8020(はちまるにーまる)運動”について
お話させて頂きたいと思います(^^)/
8020運動とは、日本で行われている歯科に関する運動です。
80歳までに自分の歯を20本残すことを目的としたものです!
親知らずを除く永久歯は28本です。
この28本の1本1本がとても大切です。
食事をするとき、歯には驚くほどの力がかかっています。
奥歯が1本無くなってしまうと、物を噛む力は6割ほどになってしまい
28本あった歯が14本になってしまうと
ごはんやパンなど柔らかいものまで噛めなくなってしまうと報告されています。
物が噛めなくなると体や脳に様々な悪影響が出てしまいます。
自分の歯で食事をし、健康な生活を送るために
自分自身や、家族の歯に対する意識を高めていくことが大切です。
もちろん歯科医院で働く歯科医師やスタッフに関しても
患者様の歯に対する意識を変えることはとても大切な役割となります。
現在この8020運動は、少しずつですが
達成者が増えてきていることが、厚生労働省の調査により分かっています。
それでもまだ”予防”に対して高い意識を持っている
スウェーデンなどと比べると圧倒的に入れ歯の割合が多いことも事実です。
歯医者さんは「むし歯を治療してもらうところ」というイメージではなく
「自分の歯を守るために行くところ」と思っていただければと思います。
美味しい食事を摂るため
正しい咬み合わせでいつまでも健康でいるため
今あるご自身の歯を大切に守りましょう!!(^^)/
歯科助手 上田