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歯科金属について知っていただきたいこと

皆さまこんにちは。寒さも少し和らぎ、春が近づいてきましたね。
さて今回は歯科治療で使われている金属についてお話しさせていただきます。
保険診療で使われている、いわゆる‘’銀歯‘’は身体に様々な悪影響を及ぼすことが報告されています。

 

 

たとえば銀歯は金属アレルギーやガルバニー電流の原因となることが知られています。
金属アレルギーは聞いたことがあると思いますが、バルバニー電流は聞きなれないと思います。

 

ガルバニー電流とは、複数の金属が唾液を介して接触した時に流れる、微弱な電流のことです。
アルミ箔を噛むとキーンとなりますが、あれもガルバニー電流の一種です。

 

 

人の身体には、常に微弱な電流が流れているのをご存知でしょうか。脳はその電流によって身体をコントロールし、自律神経のバランスを保っています。
しかし、脳に近い場所にあるお口の中でガルバニー電流が流れると、脳からの様々な指令は混乱し、自律神経が乱されてしまいます。
そのため、不眠やイライラ、頭痛、肩こりなど、いわゆる不定愁訴が招かれてしまうのです。

 

現在の保険診療では、以前お話しさせていただいたコンポジットレジンという白い樹脂もありますが、強度や耐久性が必要となる部位に関しては銀歯を使わざるをえないというのが実情です。

 

当院では虫歯の治療を始める際、基本的に詰め物や被せ物の種類についてご説明をさせていただいてから、材料を決めていただいておりますので、もし疑問に思うことがあれば遠慮なくご相談下さい。

 

 

保険の銀歯をセラミックにやりかえた例