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歯がしみる原因は?
皆さん、こんにちは。
寒い日が続いておりますが、元気にお過ごしでしょうか?
さて今回は歯科でよくある症状である、「歯がしみる」ことについてお話ししたいと思います。
アイスクリームを食べるとキーンとしみたという経験がある方も多いのではないでしょうか。
それだけならまだいいですが、日常生活で歯がしみるようになると問題です。
そもそも歯は表層からエナメル質、象牙質、歯髄(神経と血管の集まり)から構成されます。
エナメル質には知覚がありませんが、象牙質と歯髄には知覚があります。
歯がしみるメカニズムは、象牙質に外部刺激が加わりそれが歯髄に伝達されることです。
正常な歯の場合は、エナメル質によってたいていの外部刺激は遮断されるためしみないのです。
歯がしみる主な原因は以下の3つに分けられます。
1虫歯:虫歯が象牙質まで達すると冷たいものがしみるようになります。
2象牙質露出による知覚過敏:エナメル質の摩耗や破折、歯周病による歯茎の退縮で象牙質が露出してしみやすくなります。
3かみ合わせ:歯ぎしりや食いしばり、不正なかみ合わせなどにより歯に過度な負担がかかる場合にしみることがあります。
原因によって対処法は様々なので、お心当たりのある方はお気軽にご相談下さい。