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虫歯治療の救世主『レジン修復』について

残暑お見舞い申し上げます。皆さま元気にお過ごしでしょうか。

 

今回は虫歯治療に適応されるコンポジットレジン修復(CR修復)について紹介させていただきます。レジンとは樹脂の意味でプラスチックのことです。
現在CR修復は様々な場面で応用されていますが、前歯の歯間や奥歯の溝にできた小さな虫歯に対して適応されることが多いです。
処置としては、患部(窩洞)に対して白いペースト状のレジンを充填し、専用の光照射器で硬化させます。形態修正を行ったのち、必要に応じてかみ合わせの調整を行い、最後に研磨して処置は完了となります。

 

 

一回の治療で処置が完了し、歯の色に合わせて審美的な治療が行えることがメリットですが、経年劣化により、水分を吸って着色しやすいのがデメリットです。また強度的な観点から、かみ合わせにより強い力がかかる部位に対しては使用を避けなければなりません。
CR修復は基本的に保険内で診療できますが、より審美性を重視されたい方は自由診療のダイレクトボンディングという方法もありますので、お気軽にお尋ね下さい。
最後にダイレクトボンディングの症例写真を載せておきますので参考になればと思います。