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入れ歯ができるまで

みなさんこんにちは!(^^)/

今回は『入れ歯』についてご説明をさせていただきます!
(最近歯科についての内容が書けていなかったので今回はしっかりと!)

今、ご自身の歯がしっかりあってお食事が問題なくとれている方は
「入れ歯なんて関係ない」と思っていらっしゃるかもしれません。

 

 

ですが、日本人の平均では40代頃から
徐々に歯を失い80代では残っている歯の本数が
7、8本というのが現状です。

これが歯科予防の先進国であるスウェーデンでは
80代でも平均20本の歯を保っているという統計があります。

予防の仕方でこんなに残る歯の本数が変わってくるのです!

歯を失ってしまう原因としては
むし歯の進行と、歯周病(歯槽膿漏)の進行が原因です。

今回は歯を失ってしまった時に
選択肢として『入れ歯』を選ばれた時に
知っておいていただきたいことをお話します!

 

 

まず、入れ歯を作るときは歯科医院でしっかり
検査・診断してもらいます。

お口の中の状態や失ってしまった歯が何本あるかで
入れ歯の本数や、設計が変わります。

検査・診断の結果を説明し
当院ではまず患者様のお口の中の状態を整えます。

歯ぐきの健康を整え、ご自宅でのブラッシングについての
指導をさせていただくことで口腔内の環境を改善します。

その後、入れ歯を作っていく工程に入ります。

 

 

①お口の中の様子を精密に型にとります。
入れ歯と歯ぐきの境目をぴったりと適合させて
なるべく違和感のないものを作るには
この型取りがとても大切になってきます。

②咬み合わせをとります
型をとったものに石膏を流し、作業用の模型を作ります。
この模型から咬合床と呼ばれるものをつくり
お口の中で咬み合わせをとります。

 

 

③試適をします
①と②でとらせていただいたものをもとに
模型を咬合器という装置に取り付けて
一人一人の咬み合わせを再現し人口の歯を並べて
本物そっくりの入れ歯を作ります。
これをお口の中に入れて適合をチェックします。

④完成したものを最終的に調整しお渡しします。
お口の中に実際に入れて咬んだり取り外したりをしていただきます。
咬み合わせなどを調整し、お渡しをします。
(初めての入れ歯を入れられる方には、ご自宅での入れ歯の清掃方法などをお話します)

人工の物がお口に入るわけなので
少なからず違和感・異物感はありますm(__)m

最初のうちは慣れないので、何度か調整が必要になる方もいらっしゃいます。

慣れると、取り外しやお食事もスムーズにできるようになります。

せっかく作ったものの違和感があるからと
はずしたままにしていては、久しぶりにつけた時に
合わなくなっていることがあります(__)

入れ歯ができるまでには様々な工程がありますが
ひとつひとつがとても大切です。
患者様により良い物をお渡しするため
お時間を頂き、作っております。

皆さまのお食事や日々の生活がイキイキとしたものになるよう
お手伝いさせていただけたらと思っております(^^♪

ご家族の方や、お知り合いの方で歯を失ってしまってお困りの方や
入れ歯が合わなくてお悩みのかたがいらっしゃいましたら
ぜひご相談くださいませ♪♪

 

 

花田歯科医院 歯科助手 上田